TORショッピング


〜ミルハウスト&アガーテ編〜


「本日も始まりました、TORショッピングです。」

「陛下、我々にこのように無駄にする時間はないと思うのですが・・・」

「何を言っているのです、ミルハウスト。これも仕事ですよ?」

「はぁ・・・では、本日の商品を紹介しよう。」

じゃじゃーん!

「こ、これは!?」

「ミルハウストが普段穿いているズボンです。」

「一体、誰が、何時の間に私の服を!?」

「なかなか貴重な物ですよ。今しか手に入りません!」

「陛下!これは立派な犯罪!誰が盗んできたのですか!?」

「もちろん、洗濯をしていません。これで、たったの1万ガルドです。」

「陛下!へい・・・アガーテ!私の話を聞きなさい!」

「一応連絡先はこちらです。でも、私が購入するので諦めてくださいね?」


END




=収録終了後=

「お疲れ様でした〜。(ミルハウストのズボンが堂々と手に入ったわ♪)」

「アガーテ。それは誰が盗んだのです?」

「もちろん、私です。」

「威張ることじゃありません!」

「仕方ないわ。今回はズボンを返します。」

「そういうことではありません。それより何ですか、『今回は』というのは?」

「まぁ、他のズボンでしたら手元にありますから。」

「・・・・・・・・・・あ、アガーテ?」

「それにミルハウストの物なら、他にも色々持っていますから。(ニッコリ)」

「・・・・・・・・・・(絶句)・・・・・・・・・・・・」

「恋する乙女というのは怖いのですよ?」







 ―あとがき―
私はアガーテに振り回されるミルハウストが大好きです。
その為、この2人でネタが浮かんでも必ずギャグになってしまいます。
ちなみに、今回の大きい文字の部分は、私が一番書きたかったところ。はは。
<2005.07.21>

ぶらうざでお戻りくださいませ