TORショッピング☆



―マオ&ティトレイ編―



「さぁ!今日もやってきたよ、TORショッピング☆」

「今日紹介する商品はこれだ!」


ドドン!


「ヒルダも使っている、タロットカードだヨ♪」

「これがあれば、皆もきっと幸せをつかめるはず!」

「・・・タロットってそういう物だったっけ?」

「そういう物じゃねーのか?」



「・・・・・・・・バカは放っておいて、説明を続けるネ。」

おい。誰がバカだって?」

「このタロット、何がすごいかっていうと、いつでもどこでも自分の未来が見れるんだよ☆」

「おぉ!そりゃすげーな。やってみようぜ。」


タロット占いをし始めるティトレイ


「ん〜?おい、マオ。これ、どんな結果になったんだ?」

「どれどれ・・・ふーん。なるほどね・・・そんな事が・・・・」

「な、なんだよ?俺、不幸にでもなるのか?」

「結果はね・・・」


ゴォォォォ


「うわ!?マ、マオ、助けろ!この竜巻から俺を出してくれ!!」

「・・・突然の事故に巻き込まれる、てさ☆
 その嵐、フォルスで操ってるみたいだから、助けられないよー。」

「なんでサレがこんな事してんだよ!!」

「そんなの、僕が知るはずないじゃん。」

こ、こら、助けろ!おい!お・・・・い・・・・



「・・・安らかにお眠りください。」

「お、俺はまだ死んでねぇ。」

「あれ?ティトレイ、まだ生きてたんだ。」

「・・・・・・・・・」

「眠っちゃった。まぁ、実験は失敗しちゃったけど、ティトレイがタロットできなかっただけだからネ。
 タロットを上手く使えるようになれば、皆もこんな事故に巻き込まれなくなるよ!」

「僕もオススメするこのタロットカード、君の為に今なら特別に2000がルドだよ。」

「あぁ!サレが最後に良い所もっていっちゃった。」

「マオ坊やが僕に勝とうだなんて、100年早いんだ。」

「う〜・・・え?も、もう時間?
 え、えっと、それじゃ、このタロットカードが欲しい人はこの電話番号まで!」

「ちなみに、この番号はユージーン元隊長の家につながるよ。」


「「では、TORショッピングでした。皆さん、また会いましょう。」」



収録終了後



「いい加減、起きたら、ティトレイ?」

げしっ

「そうだよ、僕が変わりに出てあげたんだ。お礼ぐらい言ってもらわなくちゃね。」

どがっ

「(絶対、今は起きない方が賢明だな)」

「・・・まだ起きないみたいだよ、サレ?」

「目覚めが悪いようだね、マオ坊や。」


「「だったら、一生起きられないようにしようか。」」







 ―あとがき―
テレビショッピングwith仲間の道具?
色々な組み合わせでやってみたいなー。
これが好評なら、拍手にでも載せて遊んでみようか。
<2005.05.19>

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